それぞれの時代の聾唖運動の性質について
聾唖教育の黎明期に当たる明治期から第二次世界大戦終戦までの聾唖運動は手話教育によって社会の中で生活出来る様になった聾唖者達は生活の更なる向上を目指した聾唖運動を展開していきました。
第二次世界大戦終戦後から今に至る聾唖運動は口話教育によって聾唖者としての言語を抑圧されたり、社会的な弾圧を受けた聾唖者達が差別を無くす為の聾唖運動を今も展開しています。
そして、今はろう文化という新たな価値感が生まれ、ろう文化を普及する為に誇りをもって聾唖運動をしていく聾唖者達が増えています。
この3つの聾唖運動の性質について纏めると
- 聾唖教育黎明期に始まった聾唖運動は聾唖者達の『向上心』から来る聾唖運動。
- 第二次世界大戦後の聾唖運動は聾唖者達の『自虐心』から来る聾唖運動。
- ろう文化を普及する為の聾唖運動は聾唖者達の『自尊心』から来る聾唖運動。
聾唖者であるあなたにとってはどの聾唖運動が望ましいのですか?
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