楫取素彦と全日本ろうあ連盟結成式

 楫取素彦(かとりもとひこ)は吉田松陰の親友であり、義兄に当たる人であり、(第二次)群馬県初代県令(知事)となった人物です。この人も吉田松陰の聾唖の弟である杉敏三郎に関わった一人であり、明治5年頃には自分の別宅に杉敏三郎に留守番させて静養してあげた事があります。


 明治9年に第二次群馬県が新設されると初代県令に任ぜられ、群馬県の発展に尽力していきました。その群馬県で昭和22年に全日本ろうあ連盟の結成式が行われました。


 結果的には杉敏三郎に関わった一人が日本ろう社会の形成及び発展に間接的に貢献した形となっていました。



参考文献

【エピソードでつづる 吉田松陰】

【全日本ろうあ連盟 50年のあゆみ】

参考サイト

楫取素彦(Wikipedia)