西川吉之助、橋村徳一、川本宇之介の口話教育普及の動機の違いについて
西川吉之助
わが子が聴覚障害を抱え、わが子が成人して生きていける為に口話教育で指導し、全国各地にいる聾児達と聾児を持つ親達の為に口話教育の普及に尽力した。
橋村徳一
聾唖学校の校長として、生徒達が就職し、社会の中で生きていける為には口話教育が必要だと痛感し、聾児一人一人が社会の中で生きていける為に口話教育の普及に尽力した。 川本宇之介 日本の聾教育が欧米よりも遅れていると痛感し、日本の聾教育を欧米並に発展したいと思うようになった。聾児一人一人の幸せを願いつつ、日本の聾教育の発展に尽力した。
川本宇之介
川本宇之介は西川吉之助と橋村徳一のように聾児一人一人の幸せを願う気持ちよりも日本の聾教育の発展を強く願っていったのではないか?と思っています。 川本宇之介がいなかったら、日本における口話教育の普及はまた違った形になっていたかも知れない。
参考文献
【聾教育問題史】
【口話教育の父 西川吉之助伝】
【手話は心】
【高橋潔と大阪市立聾唖学校】
【手話賛美】
0コメント