秋田県立聾学校で講演している西川はま子

 昭和31年に私の母校である秋田県立聾学校で全国聾教育研究大会が開催し、西川はま子の講演が行われました。俺の先輩にあたる当時の生徒だった二人の聾者に聞いてみたところ、西川はま子が何を言っているのかよく分からなかったのです。先生からは素晴らしい、凄いと言われましたが、二人ともピンとも来なかったそうです。また、公演中に生徒間に手話で話そうとしたら、先生に怒られた人もいました。

 西川はま子の講演を見た二人は後に秋田県聴力障害者協会会長に就任していました。二人とも口話教育に疑問を抱き、手話が第一言語であるとの信念を抱いていました。

 秋田県立聾学校に西川はま子の写真が保存してあったとはただただ驚くばかりです。この写真で西川はま子に関する研究が一歩進展したと思います。

※昭和31年 秋田県立聾学校で講演してる西川はま子